ワクチン接種の予約と怒り。
こんにちは。
先週はブログを飛ばしてしまいました…。
今週からまた頑張って更新して行きます!
先週と先々週は、ボランティアでワクチン予約に困っている、
高齢者の方々の予約の取り方のレクチャーをしていました。
携帯の取り扱いなどもお伝えしていました。
1週目はホームページで告知。
2日合わせて10人程度でした。
2週目は地域の掲示板に張り紙で告知。
1日10人ほどが来られました。
4日で30人ほど、対応させていただきました。
やはり高齢者はレトロな方法の方が、
広まりやすいと実感しました。
そして、相談にいらしたどの方にも共通していたのは、
ネット難民であること。
いわく、最近スマホに変えたけど、扱い方がわからないとか。
いわく、LINEの通知音が聞こえないとか。
いわく、受けて何かあったら誰が責任持ってくれるのか、とか。
さまざまなことをおっしゃっていました。
新型コロナ感染症(COVID-19)の流行による、
緊急事態宣言や、コロナ失業などが重なって、
大変不安な世の中になっています。
不安は怒りにつながる感情です。
それを、大変身に染みて感じたのは、
1人の70代の女性でした。
「何で大阪市はこんなやり方にしたの!
こんなん、申し込みできないじゃない!
誰にも頼れない人はどーやって予約とるの!
大阪市は何を考えてるの!
予約とられへんやないの!
感染したら、どーしてくれるの!
病院もいっぱいで入られへんねやろ!」
と、私たちが市民ボランティアであることを知ってか、
知らずか、本当に凄い勢いで話されていました。
凄い形相だったので、ひたすら話を聞いて、
落ち着いた頃に、予約について確認しました。
そしたら、全部自分でわかっておられて、
手続きも何でも、お一人でできそうでした。
が、やはり、予約が取れるのかどうか不安で…。
時間が経てば、予約は取れること、
根気強く、予約を取り続けてもらうこと、
重症病床の逼迫はあるものの、入れる状況であること、
中等病床でも重症者の受け入れをしていることを、
1時間かけて説明し、ご納得いただきました。
結論、不安からくる行政に対しての怒りを
ぶつけに来られたのだなぁと思います。
途中、私が看護師だということを知り、
最後には、「体に気をつけて頑張ってね」
「言いたいことゆうてごめんね、恥ずかしいわぁ。」
と言いながら、笑顔で帰って行きました。
小さなことしかできませんが、住んでいる地域で、
ボランティアとして、少しでも役に立てるよう、
これからも頑張って行きたいと感じた、週末でした。